エストロゲンの産生量の変化

月曜日 , 14, 11月 2016 エストロゲンの産生量の変化 はコメントを受け付けていません。

エストロゲンの産生を担っているのは、卵巣と副腎皮質、及び胎盤です。
女性は思春期になると卵巣が発達し、エストロゲンの産生も活発になり、それが分泌されることにより第二次性徴が表れます。
それ以降、エストロゲンは女性の健康維持に多大な貢献をし続けることとなります。
エストロゲンには骨を強くする作用、血圧、尿酸値、コレステロール値の降下作用などがあります。
美肌にも効果があり、女性にとってはなくてはならないホルモンです。
しかし、加齢とともに卵巣の機能は衰えます。
それによって産生できるエストロゲンの量は減り、さまざまな弊害が引き起こされます。
自律神経をつかさどる脳の視床下部が、生体の健康維持のため卵巣に分泌の指令を出すのですが、卵巣では産生量が減ってしまっているため必要量を分泌できません。
脳の視床下部はさらに指令を出し続け、それでも効果がないため混乱し、自律神経に乱れが生じます。
これが更年期障害につながるわけです。
更年期障害は閉経の前後十年の間、平均すると45歳から55歳あたりの女性にみられる不定愁訴を指し、個人差もかなりあるようです。
これは卵巣の機能が衰えかけて分泌量が不安定になるため起こるもので、衰えが収束した後はそうした症状はなくなるとされています。